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▶ | ALDH2遺伝子 (えーえるでぃーえいちつーいでんし) | ||||||||||||||||||
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体質的にお酒を飲める人と飲めない人が存在しますが、この体質の違いはアルコールを代謝する酵素の活性の違いによっておこります。ALDH2(アルデヒド脱水素酵素2)はアルコールの分解途中に生じる有害なアセトアルデヒドを解毒する酵素で、ALDH2遺伝子はこの酵素の働きを決定する遺伝子です。ALDH2が低活性型・不活性型の遺伝子の場合、少量の飲酒でも顔面蒼白や頭痛、吐き気などの症状を起こします。つまり、ALDH2遺伝子の違いによって、アルコールに強い・弱い・飲めないといったアルコールに対する体質や、食道ガンや口腔ガン、肝臓障害など過度の飲酒が招く疾病の体質的な発症リスクなどの違いが生じます。 | |||||||||||||||||||
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